Carol Brass(キャロル・ブラス) ZORRO(ゾロ)トランペット

ZORROトランペットラッカーモデル

ZORRO(ゾロ・トランペット)とは・・・

ゾロトランペットは2004年に発表されると、その抜群の鳴りとコストパフォーマンスに多くの注目が集まり、瞬く間にプレーヤーの噂となりました。
当初、この楽器はビギナーをターゲットにしたエントリー・クラスの楽器として開発されましたが、結果としてプロ奏者や強いこだわりを持つ中級以上のアマチュア奏者により評価され、熱烈的な支持を集めてきたのです。
さらなる「進化」を遂げるため、2006年に「ModelII」へとモデルチェンジ。
定評のあるキャロル・ブランドのモデルとして生まれ変わったことで、これまでの鳴りの良さはそのままに、操作性はより優れました。
他の低価格帯の楽器とは一線を画した存在として吹奏楽、クラシック、ジャズ、スカ、ポップス・・・とジャンルを問わず、いま国内で高い人気を博しています。

Carol Brass(キャロルブラス)とは・・・

Carol(キャロル)は海外の交響楽団のプロ奏者を中心としたプレーヤーと共同開発された新しいトランペットブランドです。
有名な管楽器メーカーから独立した技術者が中心となり台湾を拠点にしている楽器メーカーです。
全てのパーツを自社工場で製作しており、欧米の有名管楽器メーカーへパーツを供給し、OEM生産を行うなど非常に優れた技術力を持っています。

低価格を売りにする中国や台湾のメーカーの中には、仕上げの粗悪さやピストンやスライドの機密性に問題があったり、吹奏感や音程に問題があるケースも見られますが、Carol Brassに関してはこういった問題はほぼ皆無です。アジア圏に限らず欧米や国内のメーカーと比較しても非常に品質が高い管楽器メーカーとして、自信を持ってお勧め致します!

とにかくよく鳴ると評判です!

ゾロトランペットの特徴として、楽器がよく鳴る、軽く鳴らすことができるという点が挙げられます。
これは、ベルとリードパイプを繋ぐ支柱の位置を、ややバルブケーシング(ピストン)側に配置することによって、よりベルが響きやすい構造となっているからです。
また、3カ所の指掛けは全て円形タイプを採用。U字タイプよりも効率が良く楽器が響くと言われています。アマド・ウォーター・キーもバネ式と比較して音の伝達にプラスになると言われます。
鳴りやハイトーンを要求されるような音楽ではもちろんのこと、パワーの少ない学生や女性でも効率的に楽器を鳴らすことができると評判です。

支柱の位置がピストンよりに配置 アマド・ウォーター・キー

2種類のチューニングスライドを標準装備!

チューニングスライドは、ラウンドタイプとスクエアタイプの2タイプのスライドがなんと標準で付属します。
一般的に、ラウンドタイプは演奏時の抵抗感が少なくなり、音色は明るく、ハイトーンが出しやすくなる。スクエアタイプはやや抵抗があり、落ち着いた音色で持久力が増すと言われています。
ラウンドタイプはジャズやスカ、ポップスなどの明るい音色やハイトーンが多いバンド系音楽に、スクエアタイプはオーケストラや吹奏楽などのクラシックに向いています。
音楽ジャンルを問わずに使用することができ、演奏するジャンルや曲によって、好みのチューニングスライドを使うことができます。

チューニングスライド1 チューニングスライド2

使いやすいセミハードケース

付属のケースはセミハードタイプで、非常に使い勝手がよいケースです。セミハードケースは、ハードケース並みの保護機能を持ち、かつ軽量で使いやすいという特徴があります。
持ち手が2箇所とショルダーストラップが付くだけでなく、背面にはリュックとして使えるストラップまで付いており、状況に合わせていろいろな持ち方ができます。
収納ポケットも豊富で、ミュートやチューナー、楽譜など様々な備品を収納することができ、多機能で使えるケースとなっています。(ミュートの種類によっては収納できないものもございます。)

セミハードケース1 セミハードケース2

プロも使っているハイクオリティーなゾロトランペット!

価格の安さから入門用、ビギナー用のモデルとして考えられがちですが、楽器の完成度が高いため、プロで活躍しているトランペッターも使用しています。
単なる低価格な入門用トランペットとは違い、その完成度の高さはプロも認めており、ミドルグレード・ハイグレード・クラスの楽器にも引けを取らないパフォーマンスを持った楽器です。
プロ奏者による推薦文をご覧下さい。

井上直樹(いのうえ・なおき)氏
山形交響楽団トランペット奏者

驚きの楽器です。最初にこの楽器を手に取った時、しっかりとした作りと心地よい反応のピストン、若干大きめのベルに興味を惹かれました。
マウスピースをレシーバーに挿し込み、息を入れると楽器全体が共鳴し、ベルから響きとともに豊かで温かみのある音が空間を包み込みます。
製作スタッフのこだわりがひとつの部品やデザインだけではなく、サウンド自体に多大に影響しているように感じます。また、全音域がムラなく鳴る というのはこういうことかと実感させられるほどバランスに優れています。
吹き終えた後、欧米のハンドメイドかと思い確かめると、台湾の楽器工場で作っていると聞き、その品質の高さに驚かされました。
そのクオリティは欧米の量産された楽器のレベルではなく、ハンドメイドで作られた楽器のレベルです。最後に価格を聞き、最も大きな驚きを得ました。
信じられません・・・・・・・。音そのものも他社の高級モデルと同等のレベルなのですから。
この「ゾロ・トランペット」はオーケストラ、吹奏楽、ソロ、アンサンブルとジャンルを問わず自分の音をレベル・アップしてくれます。今日も仕事場へ、 この楽器と一緒に向かいます。

向出聡(むかいで・さとし)氏
1955年 北海道芦別市出身。学生ビックバンドに参加し、在学中にプロ入り。ブルーコーツ、ニューハード、 ゲイスターズ等のビックバンドを経て、テーマパークのバンドでリードトランペットとして20数年。現在に至る。

吹いてまず感じたことは息が入りやすいこと。設計者がベルの支柱の位置に苦労されたという話もうなづけるほど良く鳴ります。指掛けがリングに 統一されているのも吹きやすさの理由のひとつでしょう。
チューニング管がスクェアー、ラウンドと2種類標準装備されており、使い分けができるのもおもしろいと思います。また、ボトムキャップはセミ・ハード級に 重くしてありますが、ベルが軽く反応して良く鳴ることから、鳴りを落ち着かせていてバランスはとれています。ですから屋外で吹いても、まとまった感じで吹き 応えも十分。ジャンル・場所を問わず使えるのが嬉しいですね。
ラッカー・シルバーともに吹き続けても飽きることのないサウンドで気に入りました。
これからトランペットにチャレンジしようと思っている人、何年もご無沙汰だけれどもまた楽器を始めようかと考えている人にとって何がベストな楽器選び なのでしょうか?手頃な価格だけど物足りない。吹いた感じはいいけれども、値がはるのでためらってしまう。そういう人達の要望に現れたのが、この楽器 です。「百聞は一見にしかず」といわれるように、とにかく一度吹いてみることをおすすめします。
皆さんが吹いてどう感じるのか、僕がその意見を聞いてみたいくらいですね。
吹奏感、コスト面を考えたとき、十分に満足できるお勧めのトランペットです。

小林 好夫(こばやし・よしお)氏
東京芸術大学音楽学部卒業。同大学院修士課程修了。
これまでにトランペットを目良義延、故 中山冨士雄、杉木峯夫、室内楽を稲川榮一の各氏に師事。
芸大在学中、フランス国立ジャン・フィリップ・ラモー音楽院に留学しティエリー・カンス氏に師事。
ブルボン・ランシーソロコンクール2位。帰国後、東京文化会館新進音楽家デビューコンサート出演。第13回日本管打楽器コンクール3位入賞。
2000年、2001年、東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師を勤める。
現在、長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師。ロニー金管五重奏団メンバー。


今日、トランペットのブランドは数多くあります。どのメーカーも研究を重ね素晴しい楽器を作っており、私たちプレーヤーは自分の好みにあった楽器を 手にすることができます。しかし、これからトランペットをはじめるという人にとって楽器選びは難しいものです。
トランペットを吹いてみたい!でも楽器は無いし、高価なものだから・・・とあきらめていませんか?この ZORRO(ゾロ) はコストパフォーマンスに優れて いるだけではなく、吹き易く、鳴りの良い楽器に仕上げられています。そのため、これからトランペットをはじめたいと思っている人達にはとてもおすすめの 楽器です。また、息の流れがスムーズで、音程も良く、ストレスなく鳴らすことができるので、経験豊富な奏者にとっても満足のできるトランペットだと 思います。
このトランペットの興味深いところはラウンド・クルークとスクエアー・クルークの2つのチューニング管(主管)が付属していることです。これにより、 2 種類の吹奏感が得られます。また、モデルチェンジをしたことでシルバー(銀メッキ)だけでなく、ラッカーも用意されており、より選択肢が広がりました。
シルバーにラウンド・クルークを装着すると明るい音質に力強さが加わります。高音域は少しきつくなりますが、程よい抵抗感があり鳴らしやすく、 音の立ち上がりもタンギングの反応も良いと思います。スクエアー・クルークを装着し、軽く吹いた時の音質は、落ち着いたややダークな音色に 感じられます。
ラッカーの音質は明るく、低音から高音まで鳴りやすいと思います。特にスクエアー・クルークを装着すると低音は良く鳴り、音質はより太く、 しっかりと鳴ります。
このようにラウンド・クルークは音のつながり、特にスラーのつながりが良く、抵抗感は少なくなります。これに対し、スクエア・クルークは抵抗は増しますが、力強く吹き込んだときの鳴りはとても良いと思います。自分の好みにより吹奏感を変えて演奏することができるのは大きな魅力です。
あなたも憧れのトランペットをはじめるチャンスです。ゾロでトランペットをはじめてみませんか!

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